資源について - Home
  • 資源一覧
  • 資源用語
  • 資源企業
  • 資源ランキング
  • 鉱山
  • 原油・ガス田
  • 各国情勢
  • 取引所

モンゴル

資源について > 各国情勢 > モンゴル > 主な産物 > ウラン
主な産物
アジア・モンゴルの主な産物について。
ウラン

モンゴルでは2008年ではウランは生産されていないが、世界最大級のウラン資源量を持つと見られており、同国中央部から北東部にかけて探鉱及び開発が行われている。

同国では1950年代にモンゴルとロシアのJVによってウラン探鉱が開始されており、同国北東部のDornod鉱床よりロシアの国営企業Priargunsky Miningが1988年にウラン生産を開始。同鉱床で生産されたウランはロシア国内のKrasnokamensk(クラスノカメンスク)へ出荷されていたがウラン価格の低迷により1995年に閉山している。同鉱山では閉山までの操業中に約630トンのウランが生産されている。

主なウランプロジェクト地図
モンゴルの主なウランプロジェクト地図
同国ではカナダやロシアなど資源開発が活発な各国企業が探鉱・開発に参入しており、中でも強い意欲を示しているロシアは2008年にはロシアとモンゴルの間でウラン開発や原子力発電所建設など原子力分野において協力することで合意している。また資源における国家の管理を強化すべくモンゴルでは原子力の利用・規制を目的とした原子力エネルギー庁及び国営企業MonAtomが設立されており、豊富な資源量を持つ同国で今後MonAtomとロシア国営企業ARMZ(Atomredmetzoloto)主導で開発が進んでいくと見られる。またモンゴルは2009年にはインドとも同分野での協力に合意している他、中国のChina Nuclear Energy Industry Corpや日本の丸紅なども同国のウラン権益獲得に動いている。

カナダのKhan Resources(ハン・リソーシズ)が権益の過半を所有するCentral Asian UraniumによってDornod鉱床の再開発が進められており(Dornodプロジェクト)、同プロジェクトにはロシアのPriargunsky MiningやモンゴルのMonAtomが権益を所有している。同プロジェクトにおける埋蔵量(推定)はU3O8換算で約24,000トン(2009年、Khan Resources)、生産開始は2012年末から2013年頃と見られている。2009年末にはPriargunsky Miningを傘下に置くARMZが同プロジェクト権益の拡大のためJVパートナーであるKhan Resourcesに完全買収の提案を行っている。

またDornodプロジェクトの西部近隣では同じくカナダ企業であるWestern Prospector GroupがGurvanbulagウラン鉱床の開発を行っている(Saddle Hillsプロジェクト)。同国南東部のドルノゴビ県(Dornogovi)及びその北部ではEast Asia minerals(イースト・アジア・ミネラルズ)がEnger、Ingiin-Nars、Ulaan Nuurなど複数のプロジェクトを所有している。同社の所有するUlaan Nuurプロジェクト西部のドンドゴビ県(Dundgovi)ではDenison Mines(デニソン・マインズ)とロシア、モンゴル政府がJVで探鉱を行っている(Gurvan Saihan JV)。

資源企業

モンゴルでウラン鉱山生産・開発プロジェクトを展開する主な世界の資源企業。
モンゴルの主なウラン鉱山

Denison Mines-カナダ
East Asia minerals-カナダ
Khan Resources-カナダ
MonAtom-モンゴル
Priargunsky Mining & Chemical Enterprise
/ ARMZ
-ロシア
Western Prospector Group-カナダ


参考:各社ホームページ、WNA、JOGMEC、経済産業省より