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ロシア
欧州・ロシアの主な資源企業について。

Gazprom(ガスプロム)


Gazprom(ガスプロム)はロシア国営企業。世界最大の天然ガス生産・供給企業であり、天然ガス埋蔵量世界一。ロシア国内の天然ガス供給は独占的地位にある。


旧ソ連のガス産業省が前身。会長のメドベージェフ氏が2008年にロシア大統領に就任。ロシア前首相のズプコフ氏が会長となる。ズプコフ前首相はプーチン大統領に忠実なため、プーチン大統領のエネルギー政策への影響力が継続される可能性がある。政府の持株比率が過半数(50.002%)を占め、ウクライナへの天然ガス供給停止などで欧州への影響力を示したり、サハリン2の権益を外資企業から取得するなど、国家戦略の武器として重要な役割を担っているが、2008年2月にはイランLNG事業参入の意向を示すなど、イランへの警戒姿勢が強い米国との対立懸念を招いている。


天然ガス価格の高騰などを背景に、2008年に時価総額は世界トップクラスまで上昇。2003年と比較して5倍、2000年と比較すると40倍になっている。


さらに、豊富な資源埋蔵量を武器に時価総額を今後7~8年間で1兆ドルに到達させる意気込みを見せているが、アジア市場の開拓動向と、資源価格の先行きの不透明さも残り、到達は厳しいとの見方もある。

(2008年でのGazpromの時価総額は約3000億ドル。)


ロシアの原油生産企業Gazprom Neft(ガスプロム・ネフチ)を傘下に持つ。ロシアと英国の原油合弁企業TNK-BPの株主争いにおいて、Gazprom Neftを介してTNK-BPの株式をAARから買い取る可能性もあり、ロシアの原油市場でも主導権を握ることも考えられる。


2004年にはロシアの原油最大手Rosneft(ロスネフチ)との合併構想も出ていたが、Rosneftの会長セチン氏の反発により決裂。しかし、2008年に新しく就任したズプコフ前首相はセチン氏と親しいため、Rosneftとの合併構想も再燃する可能性もある。





天然ガス部門 天然ガス - 資源一覧

Gazpromの天然ガスの生産拠点はロシア国内であり、総生産量の約95%がウラル地方での生産による。


天然ガスの販売量の半分はロシア国内向け。欧州への輸出は3割を占め、そのうちの約8割はウクライナを経由する。欧州の天然ガス需要の3割を供給していることになり、ロシアとウクライナとの政治紛争が、欧州の天然ガス供給に影響を与える。


ウクライナに対する政治リスクの回避と欧州への直接的な影響力の強化のため、ウクライナを経由せずに欧州に安定供給するためのルート(パイプライン)を建設中。バルト海経由でドイツに輸送するルートであるNord Stream(ノルド・ストリーム)はドイツの化学大手BASFや電力大手E.ON Ruhrgas(エー・オン・ルールガス)などと共同し、黒海経由でブルガリアに輸送するルートであるSouth Stream(サウス・ストリーム)はイタリア国営原油・天然ガス企業ENIと共同で建設計画を立てている。


欧州への安定供給による収益の確保のため、ドイツのE.ON RuhrgasやイタリアのENI、フランスのGaz de France(ガス・ド・フランス)、オーストリア原油・天然ガス企業OMVなどと天然ガスの長期供給契約を締結している。また、欧州やCIS向けの輸出にほぼ特化しているが、今後は収益の拡大のため、アジア市場の開拓も視野に入れている。2006年には日本韓国へのLNGの少量供給も行っている。


中央アジアで産出される天然ガスが安価なため輸入して転売しているが、価格高騰により輸入コストが上昇、利益を圧迫し出している。


今後10年間の戦略としては、極東やシベリア地域の開発に重点を置く意向を示している。サハリン2の生産開始は2008年内か2009年初め頃。またサハリン2と同じく国家権力を背景に優先的に獲得したサハリン3鉱区も重要な開発エリアとなる。


2007年の天然ガス総生産量は5486億立方メートル。総販売量は5764億立方メートル。販売量の内訳はロシア国内向けが3070億立方メートル、CIS及びバルト諸国が1009億立方メートル、欧州が1685億立方メートル。欧州の主要輸出先はドイツ。


参考:各社ホームページより