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日本
アジア・日本の主な資源企業について。

住友金属鉱山


住友金属鉱山は日本の資源大手。鉱山生産から鉱石買取による製錬事業などを手がける。日本を拠点として国内で金鉱山を所有・操業する他、海外の鉱山権益を所有。またフィリピンやインドネシアでも事業展開、オセアニアや南米で探鉱も行っている。製錬事業はニッケルがメイン。電気銅生産では日本国内最大手であるパンパシフィック・カッパー(日鉱金属と三井金属のJV)に次いで2位。その他亜鉛製錬も行っている。


資源部門においては日本国内で同国最大の金鉱山である鹿児島県の菱刈鉱山からを生産。また米国・アラスカ州でカナダの資源大手Teck Resources(テック・リソーシズ、旧Teck Cominco)とJVでPogo(ポゴ)金鉱山の権益を所有していたが、Teck Resourcesの経営資源の金以外への集中方針によりTeck Resources所有分の権益を取得、鉱山生産部門の強化を図っている。


その他世界最大級の銅生産規模を持つ米国Morenci(モレンシ)銅鉱山ペルー南部Arequipa(アレキパ県)にあるCerro Verde(セロ・ベルデ)銅鉱山を米国の銅生産最大手Freeport-McMoRan Copper & Gold(フリーポート・マクモラン)とJVで権益を所有、銅精鉱の安定確保に重要な役割を担っている。Cerro Verde銅鉱山の住友金属鉱山の権益は16.8%。将来的に権益を3分の2まで引き上げることを目標としている。


フィリピンでは同国企業であるNickel Asia Corporation(ニッケル・アジア・コーポレーション)や日本の商社などとのJVであるCoral Bay(コーラル・ベイ)ニッケル・コバルト混合硫化物生産施設のオペレーターであり、またフランス海外領土ニューカレドニアで資源大手Vale(ヴァーレ)のニッケル部門Vale Inco(ヴァーレ・インコ)とのJVであるGoro(ゴロ)ニッケルプロジェクトの権益を所有している。Goroプロジェクトは2009年中に生産が開始される見通し。


2009年8月にはCoral Bay施設にニッケルを供給している資源企業を傘下に抱えるNickel Asia Corporationの株式を16.5%取得している。


銅製錬の主力は四国・愛媛県にある東予製錬所であり、電気銅を年間約40万トン生産している。また同社は国内で唯一電気ニッケルを生産している。



【2009年】   【2008年】

住友金属鉱山の事業は大きく資源部門、金属・金属加工部門、電子材料・機能性材料(半導体材料など)、その他(金属リサイクルなど)に分かれる。


住友金属鉱山のグループ全体における主力事業は銅やニッケルの製錬を主体とした金属・金属加工部門であり、同部門がグループ全体の売上高の約3分の2を占める。世界の資源大手が資源獲得に動く中で資源の安定確保に向けて、製錬がメインの現状から鉱山を獲得して自給体制の整備を目指している。


経済危機による資源需要の減少の影響を受け、2009年は減益。特に主力事業である金属・金属加工部門の落ち込みが大きい。2010年にかけても経済の回復の兆しが見えないことから減益を見込んでいる。日本企業メインで海外で所有する初の金鉱山となるPogo金鉱山の取得による金生産量の拡大は見込めるものの、依然として銅・ニッケル価格の下落の影響は大きい。




主な鉱山

住友金属鉱山の主な鉱山とその産物、生産に携わる傘下企業・JVの名称。

オーストラリア
Northparks-銅・金

インドネシア
Batu Hijau-金・銅
・Sorowako-ニッケル

チリ
Candelaria-SMMA Candelaria Inc.
Ojos del Salado-銅・金

日本
菱刈-

米国
Morenci-
Pogo-SMM Pogo LLC

ペルー
Cerro Verde-銅・モリブデンSMM Cerro Verde Netherlands B.V.


主なプロジェクト

住友金属鉱山の主な開発プロジェクトとその予定される産物、開発に携わる傘下企業・JVの名称。

ニューカレドニア
・Goro-ニッケルGoro Nickel SA


参考:各社ホームページより