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買収

資源について > 資源企業 > 買収 > Alcoa - Alcan
2007年
資源企業の買収劇について。
Alcoa - Alcan

買収企業Alcoa
対象企業Alcan
買収額約269億$
結果決裂
米国のアルミ生産大手のAlcoa(アルコア)の、カナダのアルミ生産大手であるAlcan(アルキャン)への買収。

英国・オーストラリアの資源大手であるRio Tinto(リオ・ティント)との買収合戦となる。

買収の目的

同業を買収することで、アルミ生産世界一の座を確保することが目的。

ロシアのアルミ生産大手Rusal(ルサール)の合併による規模拡大への対抗と考えられる。
→ ・Rusal - Sual - Glencore - 資源企業の買収劇

Alcoaはアルミ生産で世界一であったが、2006年に競合企業のRusalがSual(スアール)とGlencore(グレンコア)のアルミ部門と経営統合し、アルミ生産世界一となった。

アルミ生産世界一の座を奪われる形となったAlcoaは、同じくアルミ生産のAlcanを買収することで、Rusalとの競争力を高めようとした。

Alcoaはアルミ生産世界2位、Alcanは世界3位である。買収が成立すれば、Alcoaは再び世界一の座に立つことができる。

しかし、最終的にはAlcanはRio Tintoに買収されることとなり、Rio TintoとAlcanのアルミ部門を統合した新会社Rio Tinto Alcanがアルミ生産世界一となり、結果的にAlcoaはアルミ生産でRio Tinto Alcan、Rusalに次いで世界3位となる。
→ ・Rio Tinto - Alcan - 資源企業の買収劇

経緯

2007年7月12日Rio TintoがAlcan買収で基本合意したことを受け、AlcoaはAlcanに対するTOBを撤回。Rio Tintoの提示額を上回るためには、Alcoaはさらなる借入を行うことなり、財務面で厳しく断念。
2007年7月12日Rio TintoがAlcanを買収することで基本合意。
2007年7月9日AlcoaがAlcanへのTOB期限8月10日までと、1ヶ月延長すると発表。
2007年5月22日Alcanが買収提案を拒否。AlcoaがAlcanの企業価値を過小評価しているとの理由。第三者と交渉中であることを明らかにした。
2007年5月7日AlcoaがAlcanに対し、約270億ドルで敵対的買収提案。以前約2年間に渡り、合併交渉を続けていたが、Alcanが拒否していたことにより、敵対的買収提案に踏み切った。
買収方法は株式交換と現金の組み合わせで、Alcan1株に対して、Alcoaの株式0.4108株、現金58.60ドル。Alcanの5月4日の終値61.23ドルから約20%のプレミアムをつけた1株73.25ドルでの評価となる条件での買収提案。