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買収

資源について > 資源企業 > 買収 > 中国有色鉱業集団 - Lynas Corporation
2009年
資源企業の買収劇について。
中国有色鉱業集団 - Lynas Corporation

買収企業中国有色鉱業集団
対象企業Lynas Corporation
買収額-
結果決裂
中国の中国有色鉱業集団(China Non-Ferrous Metal Mining、CNMC)の、オーストラリアレアアース生産企業Lynas Corporation(ライナス)への買収。

中国有色鉱業集団はLynas株の過半数(51.6%)を取得するとともに、Lynasは中国銀行からの融資も受け入れる。

買収の目的

中国の寡占状態にあるレアアースの中国以外の有望プロジェクトとして期待されているMt WeldレアアースプロジェクトをLynasは所有している。しかし、Lynasは資金繰りの悪化により2009年2月にはMt Weldプロジェクトの中断を発表しており、中国有色鉱業集団の買収はLynasの救済の意味合いがあるが、オーストラリアのレアアース資源も取り込むことで、中国のレアアース支配が目的とも考えられる。

レアアースはハイブリッド車需要など、産業において重要な役割を持つため、現状の中国依存体質からの脱却が課題となっている。経済危機により先進各国が投資を手控える中、オーストラリアのレアアース資源までも中国が支配することは、中国依存体質の強化を意味するものであり、将来的な資源需給逼迫の懸念が十分に考えられる。

オーストラリア資源に対する他国の影響力の懸念から自国の資源を保護するためオーストラリアが外資の出資規制を発表し、Lynasを買収しレアアース支配の目的が達成できなくなった中国有色鉱業集団は出資を白紙撤回している。

経緯

2009年5月1日中国有色鉱業集団とLynas Corporationが買収に合意。Lynas1株当たり0.36A$でLynas総発行株式の51.6%にあたる7億株を取得。全額現金。