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買収

資源について > 資源企業 > 買収 > Norilsk Nickel - LionOre International
2007年
資源企業の買収劇について。
Norilsk Nickel - LionOre International

買収企業Norilsk Nickel
対象企業LionOre International
買収額68億C$
結果成立
ロシアのニッケル生産大手であるNorilsk Nickel(ノリリスク・ニッケル)の、カナダのニッケル生産大手であるLionOre International(ライオンオア・インターナショナル)への買収。

先に買収提案をしていたXstrata(エクストラータ)との買収合戦となる。
→ ・Xstrata - LionOre International

買収の目的

ニッケル生産世界一であるNorilsk Nickel(ノリリスク・ニッケル)が、南アフリカやオーストラリアなどで鉱山を所有するLionOre International(ライオンオア・インターナショナル)を買収することにより、ニッケル生産世界一の座をより強固なものする目的がある。

また、ニッケルのシェアをさらに拡大することにより、ニッケル市況に影響を及ぼすことができる。

買収合戦の背景としては、Norilsk Nickel(ノリリスク・ニッケル)とXstrata(エクストラータ)がそれぞれ抱えるニッケル製錬所にとって、LionOre International(ライオンオア・インターナショナル)の生産するニッケルは主な供給元であり、LionOre International(ライオンオア・インターナショナル)が他社に買収されるとニッケルの安定供給が困難になることから、熾烈な買収合戦が繰り広げられることとなる。

ニッケルの価格が高騰していることも買収合戦を起こさせる原因だが、ニッケル価格の高騰がいつまでも続くとは限らず、またニッケル価格が暴落すると当然ニッケル生産企業の企業価値も減少する。

そのため、高い価格を支払って買収することにも疑問の声が上がっている。

経緯

2007年6月末Norilsk Nickel(ノリリスク・ニッケル)がLionOre International(ライオンオア・インターナショナル)の株式約90%を取得。買収成立。
2007年6月1日Xstrata(エクストラータ)がLionOre International(ライオンオア・インターナショナル)への買収を断念。
2007年5月24日LionOre International(ライオンオア・インターナショナル)がNorilsk Nickel(ノリリスク・ニッケル)の買収提案を受け入れる。
2007年5月23日Norilsk Nickel(ノリリスク・ニッケル)が提示条件をLionOre International(ライオンオア・インターナショナル)1株当たり27.5C$に引き上げ。買収額は68億C$となる。
2007年5月18日LionOre International(ライオンオア・インターナショナル)が株主に対し、Xstrata(エクストラータ)の買収提案を受け入れるよう進言する。
2007年5月16日Xstrata(エクストラータ)の異常に高いブレークアップフィーに対して、Norilsk Nickel(ノリリスク・ニッケル)が不満を示す。
2007年5月15日Xstrata(エクストラータ)が提示条件をLionOre International(ライオンオア・インターナショナル)1株当たり25C$に引き上げ。また、ブレークアップフィーを3億5000万CS$に引き上げる。
2007年5月3日Norilsk Nickel(ノリリスク・ニッケル)が、スイスのXstrata(エクストラータ)から買収提案を受けていたLionOre International(ライオンオア・インターナショナル)に対して買収案を提示。Xstrata(エクストラータ)の提示していたLionOre International(ライオンオア・インターナショナル)1株当たり18.50C$を上回る21.50C$を支払う。買収額は53億C$。全額現金での買収提案。