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コバルト

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コバルトとは?

コバルトとはレアメタルの1つであり、医療用として使用されるほか、磁性が強いため、磁石用途にも用いられる。また、他の金属に添加して合金とすることで、高温時の磨耗に強く、腐食もしにくいため、合金材料としての需要も多い。

近年では、リチウムイオン二次電池の需要の増加に伴い、リチウムイオン二次電池に用いられるコバルト酸リチウムの原料としてのコバルトの需要が急増している。コバルトを添加することによりガラスなどがきれいな青色を出すことからコバルトブルーと呼ばれる。また核爆弾にコバルトを加えて核爆発時に撒き散らすことにより、周囲により被害を与えるコバルト爆弾もある。

コバルトは銀白色の金属だが、世界最大のコバルト生産国であるアフリカのコンゴでは赤紫色のコバルト金属も採掘される。

日本ではコバルトを輸入に頼っていることから、生産国からの供給懸念に備えるため、備蓄制度が設けられている。生産国が政情不安を抱えていることや、コバルトは主に銅やニッケルなど他の金属の採掘時の副産物として産出されることから、他の金属の生産状況によっても価格が左右され、供給は不安定な金属といえる。米国が備蓄分を放出したりすることで供給不足を賄ったりしている。

代表的なコバルト生産国は、コンゴ、カナダ、オーストラリア、ザンビア。埋蔵量はコンゴが圧倒的に多く、世界全体の半分を占める。