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世界の主な資源企業について。

Agnico-Eagle Mines(アグニコ・イーグル・マインズ)


Agnico-Eagle Mines(アグニコ・イーグル・マインズ)はカナダの金生産大手。1972年にオンタリオ州コバルトの銀生産企業Agnico Mines Limited(アグニコ・マインズ)と金探査企業Eagle Gold Mines Limited(イーグル・ゴールド・マインズ)が合併して設立。


生産拠点はカナダ国内ケベック州であり、同国内での金生産量は国内最大級。またフィンランドやメキシコで鉱山を所有している。主力はケベック州のLa Ronde鉱山。同鉱山からは副産物として銀・銅も得られる。2008年には同じくケベック州でGoldex鉱山からの金生産を開始している他、同社にとってケベック州第3の金鉱山となるLapa鉱山の生産も2009年に開始されたことで年間金生産量の拡大が見込まれる。またヌナブト準州で開発を進めているMeadowbankプロジェクトでは2010年頃に年間35万オンスクラスの金生産を開始する予定であり、生産が開始されれば同社の主力鉱山になるとともにカナダ最大級の金鉱山となる。

欧州のフィンランドで所有するKittila鉱山は2009年に金生産が開始されている。また同年にメキシコ北部のチワワ州(Chihuahua)で進めていたPinos Altosプロジェクトからも生産が開始されており、メキシコ国内最大級となる年間20万オンスクラスの金生産量を見込んでいる。

Agnico-Eagle Minesの2008年の年間金生産量は約28万オンス。年初よりフル生産を行っているのは主力のLaRonde鉱山のみだが、開発を進めていたプロジェクトが相次いで生産開始したことから2009年の年間金生産量見通しは60万オンス弱、さらにメキシコのプロジェクトの生産開始も寄与し2012年には年間金生産量を135万オンスクラスまで引き上げる計画を立てており、世界の主要金生産企業への成長が期待される。

参考:各社HP