資源企業
世界の主な資源企業について。
Anglo American(アングロ・アメリカン)
概要 | ||||||||||||||||||
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Anglo American(アングロ・アメリカン)は多数の大手企業を傘下に抱え、多種類の資源を生産する世界最大級の資源企業。英国の証券取引所であるLSE(ロンドン証券取引所)の主要株価指数であるFTSE100種総合株価指数の構成銘柄。
白金を中心とするPGM(白金族金属)や鉄鉱石など、それぞれの資源における鉱山生産事業は株式を所有する傘下企業が行っており、南アフリカ共和国を生産の中心として、世界各国で事業展開している。
Anglo Americanのダイヤモンド部門は株式を85%所有するDe Beers(デビアス)が生産を担っている(残り15%はボツワナ政府)。生産はボツワナなどアフリカ南部が中心。
Anglo Americanの2019年の年間ダイヤモンド生産量は約3000万カラット(一部JV除き権益100%ベース)。
Anglo AmericanのPGM部門は傘下のAnglo American Platinumが生産を担っている。南アフリカ共和国のPGM埋蔵地域であるBushveldコンプレックスを生産の中心として、ジンバブエでも生産を行っている。
Anglo Americanの2019年の年間白金生産量は約205万オンス。
年間パラジウム生産量は約140万オンス。
Anglo Americanの鉄鉱石部門は傘下のKumba Iron Ore(クンバ・アイアン・オア)が南アフリカ共和国で生産を行っている他、ブラジルでも生産を行っている。
Anglo Americanの2019年の年間鉄鉱石生産量はKumba Iron Oreが約4200万トン。
ブラジルでは約2300万トン(ウェットベース)。
参考:各社HP