資源企業
世界の主な資源企業について。
Assmang(アソマン)
概要 | ||||||||||||||||||
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Assmang(アソマン)は南アフリカ共和国に本社を置く資源大手。旧Associated Manganese Mines of South Africa Limited。2001年にAssmangへ社名変更。以前はJSE(ヨハネスブルク証券取引所)に上場していたが、2006年2月に上場廃止している。
Oresteelの子会社であるAssoreと、南アフリカ共和国の資源企業African Ranbow Minerals(ARM)が折半出資している。日本の商社大手である住友商事がOresteelに出資していることで、住友商事もAssmang(アソマン)に資本参加している。
Assmangの生産拠点は南アフリカ共和国であり、マンガン、鉄鉱石、クロムの生産を行っている。主力はフェロマンガンを含むマンガン事業。
ムプマランガ州ではDwarsrivierクロム鉱山を操業、生産されるクロムを同鉱山の東にあるMachadodorpプラントでフェロクロムへ加工。北ケープ州ではAnglo American(アングロ・アメリカン)とBHP Billiton(BHPビリトン)がJVを組んでいるSamancor(サマンコール)が所有するHotazel鉱山の近隣でマンガン鉱山を操業しており、日本の住友商事や大手鉄鋼メーカーJFEグループの水島合金鉄とのJVであるCato Ridge Alloysが操業するプラントでフェロマンガンの精錬を行っている。
また北ケープ州ではBeeshoek鉄鉱山で年間600万トン規模の鉄鉱石の生産を行っている他、2008年には南アフリカ共和国最大の鉄鉱山であるSishen鉄鉱山(Kumba Iron Ore所有、Anglo American傘下)の近隣で開発を進めていたKhumani(クマニ)鉱山からの生産を開始し、鉄鉱石の生産量も増加。Khumani鉄鉱山の年間生産規模は1000万トンであり、南アフリカ共和国の鉄鉱石生産最大手であるKumba Iron Oreとともに同国の鉄鉱石生産において重要な役割を担っている。
参考:各社HP