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世界の主な資源企業について。

Coeur d'Alene Mines(コー・ダリーン・マインズ)


Coeur d'Alene Mines(コー・ダリーン・マインズ)は米国の銀・金生産大手であり、銀生産量は世界トップクラス。米州を中心に事業展開。本社を置く米国のNYSE(ニューヨーク証券取引所)などへ上場している。

銀生産量(企業別) - 資源ランキング

自社で鉱山を所有し生産に携わる他、オーストラリアのEndeavor鉱山(CBH Resources所有)及びBroken Hill鉱山Perilya所有)で生産される銀も取得。Broken Hill鉱山との契約は2009年に終了している。自社鉱山では米国での生産がメインだったが南米での鉱山開発に注力している。2008年から2009年にかけてメキシコやボリビアで開発を進めていた鉱山が生産開始されたことにより銀・金生産量の大幅拡大が見込まれる。


米国では従来の主力であるRochester(ロチェスター)鉱山から生産を行っており、同鉱山の生産拡大に向けたプロジェクトを計画している(2009年10月)。またアラスカ州で開発を進めているKensington金プロジェクトは2010年中に生産が開始される見通しであり、年間約12万オンスの金生産量を見込んでいる。


アルゼンチンでは2002年よりMartha銀・金鉱山で生産を行っている。ボリビアでは2008年にSan Bartolomé鉱山の生産を開始。年間銀生産量は約800万オンスを見込む。さらに2009年にはメキシコで開発を進めていた大規模プロジェクトであるPalmarejo鉱山の生産が開始されている。同鉱山における年間生産量は銀が約900万オンス、金が約12万オンスを見込んでおり、Coeur d'Alene Minesの新たな主力鉱山となる見通し。チリのCerro Bayo鉱山は生産をストップしている。


2008年末頃より株価低迷に苦しんでいるが負債の圧縮に注力するとともにボリビアやメキシコでの新規鉱山の生産開始による生産規模の拡大により巻き返しを図っている。銀・金ともにヘッジを行わない。



主な鉱山

Coeur d'Alene Mines(コー・ダリーン・マインズ)の主な鉱山とその産物、生産に携わる傘下企業・JVの名称。

アルゼンチン
・Martha-銀・金

米国
Rochester-銀・金

ボリビア
・San Bartolomé-

メキシコ
・Palmarejo-銀・金


主なプロジェクト

Coeur d'Alene Mines(コー・ダリーン・マインズ)の主な探鉱・開発プロジェクトとその予定される産物、開発に携わる傘下企業・JVの名称。

米国
・Kensington-

参考:各社HP