資源企業
世界の主な資源企業について。
Implats(インパラ)
概要 | ||||||||||||||||||
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Implats(インパラ)は南アフリカ共和国のPGM生産大手。Impala Platinum Holdings Limited(インパラ・プラチナ・ホールディングス)。白金(プラチナ)生産量は資源メジャーであるAnglo American(アングロ・アメリカン)傘下のAnglo Platinum(アングロ・プラチナ)に次いで世界2位。南アフリカ共和国のBushveld Complex(ブッシュフェルド・コンプレックス)やジンバブエのGreat Dykeを中心としてアフリカ広域にわたって傘下企業を通じて事業展開している。
主力は南アフリカ共和国のImpala(インパラ)鉱山。ジンバブエでは傘下企業であるZimplats、Mimosa Investmentsを通じてPGM生産を行っている。JVが多い。また同じくBushveldコンプレックスでPGM生産を行っているAquarius Platinum(アクエリアス・プラチナ)、Lonmin(ロンミン)、Eastplatsなど同業他社から鉱石を買い取り精錬を行っている。
1960年代半ばに設立され、同後半よりImpala鉱山からPGM生産を開始。1990年代に年間白金生産量が100万オンスを超え、世界2位の白金生産企業となっている。2000年に入り同業他社を買収することでジンバブエの資産を取得している。
PGM生産大手Aquarius Platinum(アクエリアス・プラチナ)へ約8%出資している。
Implats(インパラ)の白金部門は世界最大のPGM開発地域である南アフリカ共和国のBushveldコンプレックス、そしてジンバブエ国内の南北にわたって広がる主要PGM埋蔵地域であるGreat Dykeでの生産がメイン。その他アフリカではボツワナ、マダガスカル、モザンビークで探鉱を行っている。アフリカ内が事業活動の中心だが、アフリカ以外ではカナダで探鉱を行っている。
主力はBushveldコンプレックス西部に位置する世界最大の白金鉱山であるImpara鉱山。同社の白金生産の半分超を占める。権益100%所有するImpala Platinum Limitedが生産を行っている。
ジンバブエではImplatsが権益86.9%所有している傘下企業ZimplatsがGreat Dyke北部で鉱山権益を所有。Great Dyke南部では同業Aquarius Platinumと権益50:50のJVであるMimosa InvestmentsがPGM生産を行っている。
Implatsの2008年の白金生産量は約170万オンス。
主な鉱山 |
Implats(インパラ)の主な鉱山とその産物、生産に携わる傘下企業・JVの名称。
ジンバブエ |
・Mimosa | - | PGM | ※ | Mimosa Investments |
・Ngezi | - | PGM | ※ | Zimplats |
南アフリカ共和国 |
・Impala | - | PGM | ※ | Impala Platinum |
・Marula | - | PGM | ※ | Marula Platinum |
・Two Rivers | - | PGM | ※ | Two Rivers joint venture |
主なプロジェクト |
Implats(インパラ)の主な探鉱プロジェクトとその予定される産物、開発に携わる傘下企業・JVの名称。
カナダ |
・Highbank Lake | - | PGM |
グリーンランド |
・Amikoq | - | PGM |
ボツワナ |
・Segwagwa | - | PGM |
マダガスカル |
・Ambodilafa | - | PGM |
南アフリカ共和国 |
・Leeuwkop | - | PGM |
モザンビーク |
・Tete | - | PGM |
参考:各社HP