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資源企業

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世界の主な資源企業について。

Kazakhmys(カザキミス)


Kazakhmys(カザキミス)は英国の資源大手。LSE(ロンドン証券取引所)に上場し、LSEの主要株価指数であるFTSE100種総合株価指数の構成銘柄。


カザフスタンを中心に事業展開。カザフスタン最大の銅生産企業であり、同国の銅生産はKazakhmysが独占状態にある。2007年では銅生産量世界11位で、世界の銅生産量の2%強を占める。カザフスタンの他、キルギス、タジキスタンにもプロジェクトを抱える。銅生産が主体であり、銅鉱山での鉱石生産から銅製品販売まで一貫して手がけ、銅の製錬過程で副産物として亜鉛や銀、金も生産している。


2007年から2008年にかけてKazakhmysの名を冠した原油・金・電力の3部門を新設し、事業を多角化している。


原油部門(Kazakhmys Petroleum)は2007年4月にDostan-Temir LLPを買収したことによりカザフスタンの都市Aktobe南部のEast Akzhar鉱区の探鉱権を取得している。金部門(Kazakhmys Gold)は2007年にカナダの同業Eurasia Gold(ユーラシア・ゴールド)を買収して設立。Eurasia GoldをKazakhmys Goldへと改称している。電力部門は石炭鉱山、そして石炭火力発電所の操業であり、2008年5月にカザフスタン最大級の石炭火力発電所であるEkibastuz発電所、Maikuben West炭鉱を取得。カザフスタン最大の電力供給企業となっている。


Kazakhmysの株式をカザフスタン政府に一部譲渡し、同じくカザフスタンを中心に事業展開する資源大手ENRC(ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ)の株式を同国政府から譲り受けることでENRCの株式を取得。比率を26%まで引き上げている。



【2008年】   【2007年】

原油・金・電力の3部門が設立されたことでKazakhmysの事業は大きく銅(Kazakhmys Copper)・原油(Kazakhmys Petroleum)・金(Kazakhmys Gold)・電力(Kazakhmys Power)、そしてドイツを拠点としたダウンストリーム部門であるMKM(Kazakhmysの完全子会社)の5部門となっている。


主力の銅部門はグループ全体の売上の半分以上を占める。MKMの売上が約30%。原油部門は探鉱段階であり売上はたっていない。


主な鉱山

Kazakhmys(カザキミス)の主な鉱山とその産物、生産に携わる傘下企業・JVの名称。

カザフスタン
・South-Kazakhmys Copper

参考:各社HP