資源企業
世界の主な資源企業について。
VostGOK
概要 | ||||||||||||||||||
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VostGOKはウクライナ国営のウラン生産企業。ウクライナの原子力産業を束ねる国営企業Ukratomprom(ウクラトムプロム)傘下。設立当初の社名はEastern Ore Dressing Complex。1989年にVostGOKとなる。
2007年ではウクライナのウラン生産量の全量がVostGOKの生産によるものであり、ウクライナ国内全体の原子力発電におけるウラン需要の約30%を供給している。
VostGOKは本社を置くDnepropetrovsk(ドニプロペトロウシク)でウラン鉱山を操業。主力鉱山はIngul'skaya鉱山とSmolinskaya鉱山。また、Kirovograd(キロヴォフラード)でも鉱床を所有し、今後は開発を進めていくと見られる。
ウクライナのウラン需要の増加に対応するため、外資企業を誘致する意向を示しており、国内で2008年後半から2009年にかけて生産開始が見込まれているNovokonstantinovskoyeプロジェクトには、ロシアの原子力企業Rosatom(ロスアトム)と同プロジェクトへの投資について交渉している。
VostGOKの年間ウラン生産量は約800トン。Novokonstantinovskoyeプロジェクトからのウラン生産が新たに加わり、2013年には生産量を年間1500トンまで引き上げる見通し。
参考:各社HP