資源について - Home
  • 資源一覧
  • 資源用語
  • 資源企業
  • 資源ランキング
  • 鉱山
  • 各国情勢

オーストラリア

資源について > 各国情勢 > オーストラリア > マンガン
マンガン

マンガン生産推移
マンガン生産シェア
鉱山別マンガン生産
マンガン埋蔵シェア

USGSによればオーストラリアの2020年における年間マンガン生産量は約800万トン。世界3位のマンガン生産国であり、世界全体の年間マンガン生産量の約18%を占める。

オーストラリアではマンガン生産はノーザンテリトリー(Northern Territory)と西オーストラリア州(Western Australia)で行われている。生産鉱山は少なく一部の企業が独占的に生産を行っており、国内企業South32(BHPから事業分割により設立)と資源メジャーAnglo AmericanのJVである世界最大級のマンガン生産企業GEMCO(Groote Eylandt Mining Company)がオーストラリア国内のマンガン生産において圧倒的なシェアを持っている。

マンガン鉱山

ノーザンテリトリー

オーストラリア国内最大のマンガン生産州であるノーザンテリトリーでは州内北部の島であるGroote EylandtでGEMCOが国内最大のマンガン鉱山であるGroote Eylandt鉱山から年間500~600万トンクラスのマンガンを生産している。また同州中央部ではシンガポール企業OM HoldingsがBootu Creek鉱山から年間80万トンクラスのマンガン生産を行っている(同鉱山は2021年末に生産をストップしている)。

西オーストラリア州

西オーストラリア州ではConsolidated Minerals(Consmin)が同州の主要資源生産地域であるPilbara地域にあるWoodie Woodie鉱山で※年間50万トンクラスのマンガン生産を行っている。また同地域においては新たに国内企業Element 25が2021年にButcherbird鉱山から※年間生産で20万トンクラスとなるマンガン生産を開始している。

USGSによれば2021年におけるオーストラリアのマンガン埋蔵量(総量ベース)は約2億7000万トンとされている。世界2位のマンガン埋蔵国であり、世界全体のマンガン埋蔵量の約18%を占めている。

※Woodie Woodie鉱山のマンガン生産量は西オーストラリア州公表の同州におけるマンガン全生産量データ(2021年会計年度)
※生産量グラフのButcherbird鉱山のマンガン生産量は2022年度から(2021年7月~12月)の生産量データ

参考:U.S. Geological Survey、Northern Territory Geological Survey、Government of Western Australia、Geoscience Australia、各社HP

資源ランキング
マンガン生産量(国別)
マンガン埋蔵量(国別)
マンガン
概要
生産国