オーストラリア
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WNAによればオーストラリアの2021年における年間ウラン生産量は約4,192トン。世界4位のウラン生産国であり、世界全体の年間ウラン生産量の約8.7%を占める。
オーストラリアではウラン生産は南オーストラリア州(Western Australia)を中心に行われており、同州でのウラン生産がオーストラリア国内の年間ウラン生産の約99%を占めている。
南オーストラリア州
南オーストラリア州では同州東部で米国の防衛関連企業General AtomicsグループのQuasar ResourcesによってFour Mile鉱山から年間2,000トンクラスのウランが生産されている。同州中央部では資源メジャーBHPが所有する国内最大の銅鉱山であるOlympic Dam鉱山から金など他の資源とともにウランが生産されている。
その他の州
ノーザンテリトリー(Northern Territory)にあるRio TintoグループのEnergy Resources of Australia(ERA)が所有する世界最大級のウラン鉱山であるRanger鉱山は2021年1月に生産をストップしている。
参考:World Nuclear Association、Geoscience Australia、各社HP