チリ
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USGSによればチリの2020年におけるモリブデン(精鉱)の年間生産量は約59,400トン。世界2位のモリブデン生産国であり、中南米最大のモリブデン生産国。世界全体の年間モリブデン生産量の約20%を占める。
世界最大の銅生産国であるチリでは銅の副産物としてモリブデンが生産されており、Cochilcoによれば国内最大の銅・モリブデン生産企業である国営企業CODELCOの生産が2020年におけるチリ国内の年間モリブデン生産の約47%を占めている。さらにCODELCOの中では同国北部第Ⅱ州にあるChuquicamata鉱山からの生産が大きなシェアを占める。
チリの鉱山で生産されたモリブデンは主に国内のプラントで焙焼され、三酸化モリブデンなどに加工され海外へ輸出される。またモリブデン精鉱輸出額では中国・韓国などのアジア、ベルギー・オランダなどの欧州への比率が高くなっている。
USGSによれば2021年におけるチリのモリブデン埋蔵量は約140万トンとされている。世界最大のモリブデン埋蔵国であり、世界全体のモリブデン埋蔵量の約8.8%を占めている。
参考:U.S. Geological Survey、Comisión Chilena del Cobre、JOGMEC