インド
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WNAによればインドの2021年におけるウランの年間生産量は約615トン。世界9位のウラン生産国であり、アジアでは中国に次いで2位のウラン生産国。世界全体の年間ウラン生産量の約1.3%を占める。
インドでは同国東部のジャールカンド州(Jharkhand)で1960年代にウラン生産が開始されて以来、同州で集中的にウラン生産が行われている。インド原子力局(Department of Atomic Energy)の管理下にある国営企業Uranium Corporation of India(UCIL)がウラン生産を行っている。
ジャールカンド州
インド国内東部のジャールカンド州では同州南東部で集中的にウラン生産が行われている。1967年に生産開始されたJaduguda鉱山を中心としてBagjata、Bhatin、NarwapaharなどJaduguda鉱山の周辺に位置する複数の鉱山から生産されたウランは近隣のJaduguda精製プラントへ送られている。
Jaduguda鉱山の北西部近隣で操業されているTuramdih鉱山など北西部の複数の鉱山から生産されたウランは北西部の精製プラントへ送られている。
参考:World Nuclear Association、各社HP