オーストラリア
主な産物
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オセアニア・オーストラリアの主な産物について。 |
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ウラン採掘が環境破壊をもたらすなどの理由から、オーストラリアは州ごとにウラン探鉱・採掘に規制をかけている。
1984年にオーストラリアでのウラン輸出をRanger鉱山・Olympic Dam鉱山・Nabarlek鉱山の3鉱山のみに制限するという3鉱山政策がとられたが、原子力発電によるウラン需要の増加や、ウラン価格高騰による国益重視の観点から、2007年には3鉱山政策が廃止されている。
南オーストラリア州、北部準州、タスマニア州ではウラン採掘が認められているが、西オーストラリア州とクイーンズランド州では政策上禁止、ビクトリア州とニューサウスウェールズ州では法律上禁止。
そのため、当然ながら南オーストラリア州と北部準州に企業によるウラン探鉱が集中している。
2008年11月に西オーストラリア州でのウラン採掘は解禁されている。
オーストラリアでウラン生産に携わる企業はERA(エナジー・リソーシズ・オブ・オーストラリア)や資源メジャーのBHP Grouoなど。
オーストラリアのウラン鉱山は2007年でRanger(レンジャー)鉱山、Olympic Dam(オリンピック・ダム)鉱山がオーストラリアの総生産量のほとんどを占める。3鉱山政策のうちの1つであるNabarlek鉱山は1988年に生産終了している。
資源企業 |
オーストラリアでウラン鉱山生産・開発プロジェクトを展開する主な世界の資源企業。
・ | A1 Minerals | - | オーストラリア |
・ | Adelaide Resources | - | オーストラリア |
・ | Alkane Resources | - | オーストラリア |
・ | Alliance Resources | - | オーストラリア |
・ | Aluminex Resources | - | オーストラリア |
・ | Anchor Resources | - | オーストラリア |
・ | Anglo Australian Resources | - | オーストラリア |
・ | Arafura Resources | - | オーストラリア |
・ | Aragon Resources | - | オーストラリア |
・ | AuDax Resources | - | オーストラリア |
・ | Aurium Resources | - | オーストラリア |
・ | BHP Billiton | - | 英国・オーストラリア |
・ | ERA / Rio Tinto | - | オーストラリア |
・ | Fission Energy | - | オーストラリア |
・ | Galaxy Resources | - | オーストラリア |
・ | Glengarry Resources | - | オーストラリア |
・ | Heathgate Resources / General Atomics | - | オーストラリア |
・ | Paladin Energy | - | オーストラリア |
・ | Quasar Resources / Heathgate Resources | - | カナダ |
・ | Ram Resources | - | オーストラリア |
・ | Rio Tinto | - | 英国・オーストラリア |
・ | Uranium One | - | カナダ |
・ | 三井物産 | - | 日本 |
参考:各社ホームページ、World Nuclear Association、JOGMECより