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資源について > 鉱山 > 米国の鉱山 > Bingham Canyon

米国の主な鉱山について。

Bingham Canyon(ビンガムキャニオン)

Bingham Canyon(ビンガムキャニオン)銅・モリブデン鉱山周辺地図
※地図
【 州地図 】
   
【 国地図 】
所在Utah
(ユタ州)
産物銅・モリブデン・金・銀
操業開始1903年
採掘方法露天掘

権益比率
Rio Tinto100%


Bingham Canyon(ビンガムキャニオン)鉱山はユタ州の州都Salt Lake City(ソルトレイクシティー)の南西約40kmの位置にある銅鉱山。国内の主要銅鉱山の1つであり、副産物としてモリブデンや金、銀も生産される。鉱山の近隣に設置された製錬所・精錬所から電気銅生産を行っている。

英国・オーストラリアの資源メジャーであるRio Tinto(リオ・ティント)の完全子会社であるKennecott Utah Copperが所有している。Rio Tintoの銅部門の主力鉱山の1つ。また2008年の同社の年間モリブデン生産量の全量が同鉱山からの生産であり、同社が所有する鉱山の中では銀生産量は最大(権益ベース)。

Bingham Canyon鉱山の2008年の年間銅地金生産量は約26万5600トン。年間モリブデン生産量は約10,600トン。同鉱山で採掘された鉱石は北東に数km離れたCopperton(カッパートン)選鉱プラントへ運ばれ銅品位28%程度の精鉱が生産され、同プラントの北約40kmの位置(Salt Lake Cityの西)にある製錬所及び精錬所で品位99.99%の電気銅が生産される。

1989年にRTZ(現Rio Tinto)がKennecott Utah Copperを買収してBingham Canyon鉱山を取得している。製錬所は古くから操業を行っていたASARCO(American Smelting and Refining Company)から1959年にKennecott Utah Copperが取得している。

参考:各社ホームページより