鉱山
ドミニカ共和国の主な鉱山について。
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Bonao(ボナオ)鉱山はドミニカ共和国のモンセニョール・ノウエル州の州都Bonaoにある国内最大のニッケル鉱山。同国の首都Santo Domingo(サント・ドミンゴ)の北西に位置する。国内で唯一ニッケル生産が行われている鉱山であり、鉱石の採掘から近隣の製錬所でフェロニッケルの生産が行われている。
スイスのXstrata(エクストラータ)のニッケル部門であるXstrata Nickel傘下のFalcondo(Falconbridge Dominicana)がBonao鉱山の権益を所有。
資源価格の下落によりBonaoニッケル鉱山の操業は中断されており、2009年では生産量はない。2008年では年間約18,800トンのフェロニッケルが生産されている(権益100%ベース)。同鉱山で生産されたフェロニッケルはサント・ドミンゴ近隣にあるHaina港より輸出される。
Xstrataは2006年のFalconbridge(ファルコンブリッジ)の買収により同鉱山の権益を取得している。
Bonaoニッケル鉱山の近隣ではカナダの資源企業であるGlobeStar Mining(グローブスター・マイニング)やBarrick Gold(バリック・ゴールド)、Goldcorp(ゴールドコープ)などによってニッケル、銅、金、銀の生産及び開発が行われている。
参考:各社ホームページより