鉱山
オーストラリアの主な鉱山について。
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Bulga鉱山はニュー・サウス・ウェールズ州の都市Singleton(シングルトン)の西に位置する石炭鉱山。同州の主要石炭生産・開発地域Hunter Valley Coal Chain(ハンター・バレー)上のHunter Coalfield(ハンター炭田)にある。
スイスの資源大手Xstrata(エクストラータ)や日本の新日本石油などが出資するOakbridgeと、日本の鉄鋼大手である新日本製鉄とのJV。両社が同地域における石炭鉱山及び洗炭プラントの操業を行うJVであるBulga Complexの中の1炭鉱。同JVのもう1つの炭鉱であるBeltana炭鉱がBulga炭鉱の東近隣にある。
XstrataはOakbridgeの権益を78%所有しているため、XstrataのBulga炭鉱の権益持分は68.25%。
Bulga炭鉱では年間830万トンの石炭が生産されている。
スイスの商社大手Glencore(グレンコア)が傘下企業Glencore Coal Australiaを通じてOakbridgeの権益を取得。Glencore Coal Australiaの社名をEnex Resourcesへと変更した後、2002年にXstrataがEnex Resourcesを取得して同炭鉱に参入している。Xstrataは翌年にOakbridgeへの出資比率を78%へと高めている。
新日本製鉄は1993年にBulga炭鉱の権益を取得している。
参考:各社ホームページより