鉱山
チリの主な鉱山について。
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Caserones(カセロネス)鉱山(プロジェクト)はチリ・第Ⅲ州(アタカマ州)の州都Copiapo(コピアポ)の南東162kmの位置で行われている銅・モリブデンプロジェクト。旧Regalito(レガリート)プロジェクト。
日本の日鉱金属と三井金属の権益66:34のJVであるパンパシフィックカッパーの完全子会社Minera Lumina Copperが所有。
同プロジェクトでは2013年頃の生産開始が予定されており、精鉱生産及びSX-EW(solvent extraction-electrowinning)法による電気銅生産が行われる。当初5年間の年間銅生産量は15万トン、電気銅生産量は約3万トン、モリブデン生産量は約3,000トンが見込まれている。露天堀。Caserones銅・モリブデンプロジェクトで生産された鉱石は同じくパンパシフィックカッパーが近隣に所有する製錬所へ運ばれた後、北西に位置するChanaral港より出荷される見通し。
三井物産がMinera Lumina Copperの権益25%を取得して同プロジェクトに参入する予定(2010年2月)。
パンパシフィックカッパーは2006年にRegalito Copper Corp(レガリート・カッパー)を取得することで同プロジェクトに参入、2007年にプロジェクト名をRegalitoからCaseronesへ名称変更している。
参考:各社ホームページより