鉱山
ペルーの主な鉱山について。
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Cerro Verde(セロ・ベルデ)鉱山はペルーの主要都市Arequipa(アレキパ)の南西約30kmの位置にある銅・モリブデン鉱山。
Sociedad Minera Cerro Verde S.A.A.が所有している。同社へは米国の資源大手Freeport-McMoRan Copper & Gold(フリーポート・マクモラン)、日本の住友グループ、ペルーの産金大手Compania de Minas Buenaventura (ブエナベンチュラ)が権益を所有。オペレーターはFreeport-McMoRan。残りの6.94%はLima Stock Exchange(リマ証券取引所)で売買され、一般株主が所有している。
Cerro Verde鉱山はペルー政府が権益を所有していたが、1994年に米国の銅・モリブデン生産大手であったCyprus Amax(サイプラス・アマックス)が取得することによって民営化される。
1999年に米国の資源大手Phelps Dodge(フェルプス・ドッジ)がCyprus Amaxを買収し、2007年にFreeport-McMoRan Copper & GoldがPhelps Dodgeを買収することにより、Phelps Dodgeの所有していたCerro Verde鉱山の権益をFreeport-McMoRan Copper & Goldが取得している。
Cerro Verde鉱山があるArequipa周辺は主要銅生産地域であり、米国の銅生産大手であるSouthern Copper Corporationが同地域に生産拠点を置いている。
参考:各社ホームページより