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チリの主な鉱山について。

El Morro

El Morro銅・金鉱山周辺地図
※地図
【 州地図 】
   
【 国地図 】
所在第Ⅲ州
産物銅・金
操業開始-

権益比率
Goldcorp70%
New Gold30%


El Morro鉱山(プロジェクト)はチリ・第Ⅲ州南東部で行われている銅・金プロジェクト。同州の都市Vallenar(バエナル)の東約100kmの位置にある。露天堀による生産に向けてプロジェクトが進められている。

カナダの資源大手Gold Corp(ゴールド・コープ)と同じくカナダのNew Gold(ニュー・ゴールド)のJVであるMinera El Morroが所有している。Gold CorpとNew Goldの両社はそれぞれ完全子会社を通じて権益を所有している。New Goldの権益は旧Metallica Resources(メタリカ・リソーシズ)の資産。

El Morroプロジェクトでは2013年の生産開始、年間15万トンの銅及び30万オンスの金生産を見込んでいる。

El Morroプロジェクトはカナダの資源企業Falconbridge(ファルコンブリッジ)とMetallica ResourcesとのJVで行われ、2006年にスイスのXstrata(エクストラータ)がFalconbridgeを買収して同プロジェクトの権益を取得。2008年にはNew GoldがMetallica Resourcesを買収して同プロジェクト権益を取得している。

2010年にXstrataは所有する権益70%をJVパートナーであるNew Goldに売却、権益はGold Corpに移管されている。

El Morroプロジェクトの近隣ではカナダの産金大手Barrick Gold(バリック・ゴールド)が隣国アルゼンチンとの国境にまたがってPascua-Lamaプロジェクト及びKinross Gold(キンロス・ゴールド)とのJVであるCerro Casaleプロジェクトを展開している。Barrick GoldもEl Morroプロジェクトへの参入に意欲を示していたがXstrataの権益取得の権利を有していたNew GoldがGoldcorpからの資金提供及びGoldcorpへの権益移管の合意に基づきEl Morroプロジェクトを取得している。

参考:各社ホームページより