鉱山
南アフリカ共和国の主な鉱山について。
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Everest(エベレスト)鉱山はオーストラリアの白金生産大手Aquarius Platinum(アクエリアス・プラチナ)が南アフリカ共和国のBushveld Complex(ブッシュフェルド・コンプレックス)東部で初めて操業を開始した白金鉱山。傘下のAquarius Platinum South Africa(AQPSA)を通じて所有しており、Bushveldコンプレックス全域においては白金生産大手Anglo Platinum(アングロ・プラチナ、Anglo American傘下)とのJVである同コンプレックス西部のKroondal鉱山やMarikana鉱山に次いで3番目の操業開始となる。
2005年末に白金の初出荷が行われている。生産量ベースでは同社の主力Kroondal白金鉱山に次ぐ生産量であり、2008年では年間約15万8000オンスの白金が生産されている。
位置としてはEverest白金鉱山はムプマランガ州の州都Nelspruit(ネルスプロイト)の北西、町Mashishing(旧ライデンバーグ)近隣にあり、同鉱山の周辺ではAnglo PlatinumとXstrata(エクストラータ)のJVであるMototolo白金鉱山から生産が行われている他様々な白金開発プロジェクトが展開されている、Bushveldコンプレックス東部の主要開発地域である。
Aquarius Platinumは鉱山生産に特化しているため、鉱山から生産された白金は製錬のため同業大手のImplats(インパラ)へ供給される。
参考:各社ホームページ、Platinum Todayより