鉱山
南アフリカ共和国の主な鉱山について。
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Goedgevonden鉱山は南アフリカ共和国Witbank(ウィットバンク)近隣の町Ogiesにある石炭鉱山。
南アフリカ共和国の資源大手African Rainbow Minerals(アフリカン・レインボー・ミネラルズ、ARM)とスイスの資源大手Xstrata(エクストラータ)とのJVであるARM Coal、そしてXstrataが権益を所有。ARM Coalの出資比率はARMが51%、Xstrataが49%であるため、XstrataのGoedgevonden炭鉱への出資比率は約74%となる。
両社のJVの1部門であるGoedgevonden(GGV)の中の1炭鉱。GGVはGoedgevonden炭鉱とSouth Witbank(サウス・ウィットバンク)炭鉱で構成される。年間約670万トンの石炭を生産。
2009年には同国の電力会社Eskomと石炭の17年間にわたる長期供給契約を締結。2009年12月から2026年にかけて年間約350万トン分に相当する総量約6000万トンの石炭をEskomの操業する火力発電所に供給する。
Xstrataは2002年に同社の主要株主であるGlencore(グレンコア)から南アフリカ共和国の石炭事業を取得することにより同炭鉱の権益を所有している。
XstrataとAfrican Rainbow Mineralsは南アフリカ共和国での石炭事業においてJVを締結し、Mpumalanga Division、iMpunzi Division、Southstock Division、Tweefontein Division、Goedgevondenの各部門に分かれて事業展開しているが、Goedgevondenのみ両社の権益比率が他部門と異なる。またSouthstock DivisionはBHP Billitonが権益の大半を所有しているため両社の炭鉱への出資比率は低い。
XstrataとAfrican Rainbow MineralsのJV権益比率(GGV)
(African Rainbow MineralsはARMと表記)
Xstrata | : | 49%×51%(ARM Coal所有分) | + | 49%(Xstrata Coal South Africa所有分) | →74% |
ARM | : | 51%×51%(ARM Coal所有分) | →26% |
※他の部門のJV比率→Boschmans - オーストラリアの鉱山
参考:各社ホームページより