鉱山
南アフリカ共和国の主な鉱山について。
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Marikana(Lonmin)鉱山は南アフリカ共和国北東部のBushveld Complex(ブッシュフェルド・コンプレックス)西部にある世界最大級の白金(プラチナ)鉱山。南アフリカ共和国の資源大手Implats(インパラ)がMarikana(Lonmin)鉱山の北西に所有するImpala鉱山に次いで世界2位の白金生産量を誇る。北西州の都市Rustenburg(ラステンバーグ)近隣に位置する。主産物であるPGM(白金族金属)の他に副産物として金、ニッケル、銅も少量だが生産されている。
英国のPGM生産大手Lonmin(ロンミン)が所有しており、同社の年間白金生産量のほとんどを占める主力鉱山(2008年ではグループ白金総生産量の約90%)。Lonminは同鉱山の東部近隣でも南アフリカ共和国の白金生産大手Anglo Platinum(アングロ・プラチナ)などとのJVであるPandora(パンドラ)鉱山の権益を所有している(PGM生産量はやや少なめ)。
また同鉱山の近隣ではオーストラリアの白金生産大手Aquarius Platinum(アクエリアス・プラチナ)の南アフリカ共和国子会社であるAquarius Platinum South Africa(AQPSA)とAnglo PlatinumのJVであるMarikana鉱山からPGM生産が行われている。
2008年にはMarikana(Lonmin)鉱山から年間約66万オンスの白金が生産されている。
参考:各社ホームページより