鉱山
オーストラリアの主な鉱山について。
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Millennium(ミレニアム)鉱山はクイーンズランド州・Bowen Basin(ボーエン盆地)の町Moranbahの近隣に位置する石炭鉱山。同州東部の都市Mackay(マッカイ)の西約170kmにある。
米国の石炭大手Peabody Energy(ピーボディー・エナジー)の子会社Peabody Pacific(ピーボディー・パシフィック)が所有。同社の主力炭鉱の1つ。Peabody Pacificはオーストラリアの同業Excel Coal(エクセル・コール)を買収することによりMillennium炭鉱の権益84.6%を取得。2008年7月には権益を15%追加取得し、99.5%に持分を高めている。また、残りの0.5%も取得する意向を示している。
原料炭・PCIを生産。鉱山機械やトラックの利用などで鉱山サービス企業Downer Edi Miningと契約している。
Millennium炭鉱は英国・オーストラリアの資源大手BHP Billtion(BHPビリトン)と日本の三井物産の合弁であるBMC(BHP Mitsui Coal)の所有するPoitrel(ポイトレル)炭鉱に隣接しており、JVを組むことにより鉄道などのインフラで提携している。
Millennium炭鉱から生産される石炭は積出港であるDalrymple Bay(Mackay近隣)へ運ばれ、日本・韓国・インドといった鉄鋼需要が旺盛なアジア諸国の主要製鉄所へ向けて出荷される。
参考:各社ホームページより