鉱山
カナダの主な鉱山について。
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Mount Polley(マウント・ポーリー)鉱山はカナダ南西部・ブリティッシュコロンビア州のLikely(ライクリー)近隣にある銅鉱山。同州の都市Williams Lake(ウイリアムズ・レイク)の北東約100kmの位置にある。主産物である銅の他に貴金属である金や銀も生産されている。
カナダの資源企業Imperial Metals(インペリアル・メタルズ)の完全子会社Mount Polley Miningが所有。Imperial Metalsの主力鉱山。Springerピットからの生産がメイン。2009年にはBoundary鉱区を取得して鉱山内の北部における活動エリアを拡大させている。
Mount Polley鉱山からは2008年に年間約27,000トンの銅及び約47,000オンスの金が生産されている。2008年末における銅埋蔵量(確認及び推定)は約15.8万トン。
Mount Polleyプロジェクトでは1996年に鉱山建設が行われ、1997年に生産が開始。日本の商社である住友商事が同鉱山の権益47.5%を所有していたが、2000年にImperial Metalsが住友商事の権益を取得して完全所有としている。資源価格の低迷により2001年にMount Polley鉱山の操業はストップされたが2005年に再開している。
参考:各社ホームページより