鉱山
オーストラリアの主な鉱山について。
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Mt Isa(マウント・イーサ)鉱山はクイーンズランド州の都市Mt Isa(マウント・イーサ)にある複数の銅・亜鉛・鉛鉱山の総称であり、世界最大級の生産規模を持つ。鉱石採掘の他、製錬所も抱える。副産物として銀も生産。1923年に鉱床が発見されている。
スイスの資源大手Xstrata(エクストラータ)が所有。同社の主力鉱山の1つ。
旧MIM Holdings(MIMホールディングス)の資産であり、2003年にXstrataがMIM Holdingsを買収して取得。
銅生産においては2つの坑内堀鉱山(Enterprise鉱山、X41鉱山)から行われており、同鉱山で採掘された銅は主に製錬所にて銅アノードへ加工した後に東にあるTownsville(タウンズビル)の精錬所へと運ばれ、電気銅が生産される。
亜鉛・鉛生産においては1つの露天堀鉱山(George Fisher鉱山)と2つの坑内堀鉱山(Black Star鉱山、Handlebar Hill鉱山)から行われている。
Mt Isa鉱山における年間生産量は銅が17万トン(精鉱)・30万トン(アノード)、亜鉛が28万3000トン、鉛が17万トン。
参考:各社ホームページより