鉱山
モンゴルの主な鉱山について。
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Oyu Tolgoi(オユ・トルゴイ)鉱山(プロジェクト)はモンゴル南部で行われている大規模銅・金プロジェクト。別称Turquoise Hill。モンゴルの首都ウランバートルの南約550km、中国との国境から北へ約80kmの位置にある。同鉱床の資源量は銅・金ともに国内最大級。
カナダの資源企業Ivanhoe Mines(アイバンホー・マインズ)が所有。また、資源メジャーのRio Tinto(リオ・ティント)がIvanhoe Minesに投資することで同プロジェクトに資本参加している。
Oyu Tolgoiプロジェクトから得られる利益はモンゴル経済にかなりの影響を及ぼすと見られており、モンゴル政府と企業側の利益を巡って対立が起き、政府のプロジェクトに対する承認の遅れなどから生産開始見通しの延期を余儀なくされている。
同プロジェクトにおける資源量は精測・概測合計で銅が約1850万トン(約400億ポンド)、金が約2100万オンス(2007年データ)。年間生産量は銅45万トン、金33万オンスが見込まれており、生産開始は2013年頃と見られている。
参考:各社ホームページより