鉱山
南アフリカ共和国
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アフリカ・南アの主な鉱山について。 |
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Rustenburg(ラステンバーグ)鉱山は南アフリカ共和国の大規模PGM(白金族金属)開発地域であるBushveld Complex(ブッシュフェルド・コンプレックス)西部にある隣接した複数のPGM鉱山群の総称であり、総生産量は国内最大級。Khomanani、Khuseleka、Bathopele、Thembelani、Siphumelele鉱山からなる。主産物である白金の他にパラジウムやロジウム、そして金、ニッケル、銅が副産物として生産されている。
資源メジャーであるAnglo American(アングロ・アメリカン)のPGM事業を担う南アフリカ共和国のAnglo Platinum(アングロ・プラチナ)が所有しており、白金生産量世界一の同社の所有する鉱山の中で生産量は最大。同社の年間白金生産量の24%近くを占める主力鉱山(2009年データ)。
Rustenburg鉱山では2009年に合計(Rustenburg鉱山における白金総生産量)で年間約59万オンスの白金が生産されている。全鉱山において生産量は年々減少傾向にある。近隣では拡張プロジェクトも進行中。
Rustenburg鉱山は北西州の都市Rustenburg(ラステンバーグ)近隣にあり、Rustenburg鉱山のさらに南部ではAnglo PlatinumとAquarius Platinum(アクエリアス・プラチナ)のJVであるKroondal鉱山から生産が行われている。Rustenburg周辺はBushveldコンプレックスの中でも特に大きな生産規模を持つ鉱山が集中する地域である。
参考:各社ホームページ、Platinum Todayより