鉱山
チリ
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中南米・チリの主な鉱山について。 |
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Salar de Atacama(アタカマ塩湖)はチリ・第Ⅱ州東部にある世界最大のリチウム生産量を持つ塩湖であり、首都サンティアゴの北約1500kmの位置にある。
チリのSQM、ドイツのChemetall(ケメタル)傘下のChemetall Foote Corpのチリ子会社Sociedad Chilena de Litioによってリチウム生産が行われており、SQMは主力であるカリウムの生産過程における副産物としてリチウムが生産されている。
両社ともアタカマ塩湖に所有する蒸発池及び濃縮池から数ヶ月の時間をかけてリチウムの濃縮を行っている。同塩湖は標高が高いため炭酸リチウム精製には適しておらず、西部の都市Antofagasta(アントファガスタ)近隣のCalmen(カルメン)施設へ濃縮されたリチウムを運搬し精製を行っている。また炭酸リチウムの他に水酸化リチウムの生産も行われている。
参考:各社ホームページより