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※USGS |
2007年の世界全体の年間ニッケル鉱山生産量は約166万トン。他の希少性の高いレアメタルと比較して生産量が多く、また世界各国で広く生産及び開発が行われている資源である。しかし各国の生産量の差は大きく、ロシア、カナダ、インドネシア、オーストラリア、ニューカレドニア(フランス海外領土)の生産量上位5カ国の合計では世界全体のニッケル生産量の約63%を占めており、やはり一部の国の生産状況によって需給が左右される。
またニッケル生産量上位国ではさらに国内の生産において一部の資源企業が寡占している状態にある。
埋蔵量ではオーストラリアが圧倒的に多く、世界全体のニッケル埋蔵量の約27%を占めている(USGSのReservesデータ)。また生産量の伸びが鈍化しているロシアやオーストラリアと対照的に開発が活発化しているインドネシアやニューカレドニアの生産量の増加が目立つ。
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・キューバ |
・コロンビア |
・ドミニカ共和国 |
・ブラジル |
・ベネズエラ |
・ジンバブエ |
・ボツワナ |
・南アフリカ共和国 |
・モロッコ |
・ウクライナ |
・カザフスタン |
・ギリシャ |
・スペイン |
・フィンランド |
・ノルウェー |
・マケドニア |
・ロシア |
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参考:USGSより