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世界の主な資源企業について。

Lihir Gold(リヒール・ゴールド)


Lihir Gold(リヒール・ゴールド)はパプアニューギニア最大の金生産企業。パプアニューギニアで世界最大級の金鉱山を所有する他、西アフリカやオーストラリアで事業展開している。オーストラリアの主要証券取引所であるASX(オーストラリア証券取引所)など複数の証券取引所へ上場している。


パプアニューギニアのLihir Island(リヒール島)での金鉱山開発のため、同国政府が株式一部を所有する資源企業として1995年に設立。RTZ-CRA(現Rio Tinto)の完全子会社Lihir Management Companyのマネージメントの下に開発が進められ、1997年に金生産を開始。1998年には年間50万オンスクラスの金を生産。オセアニアの主要金生産企業となる。設立当初からの主要株主であったNiugini Miningと2001年に合併している。


2007年にはオーストラリアで金開発を行っていたBallarat Goldfields(バララト・ゴールドフィールズ)を買収してオーストラリアでの金事業に参入。2008年にはオーストラリア及び西アフリカのコートジボワールで事業展開していたEquigoldを買収して活動エリアを拡大させている。従来からの主力であったLihir鉱山に加えてオーストラリアやコートジボワールからの金生産量の増加により2009年には年間金生産量100万オンスを突破している。主要株主の1社であったRio Tintoは2005年に株式を売却、またパプアニューギニア政府は完全所有する国営企業Mineral Resources Lihir(ミネラル・リソーシズ・リヒール)を通じて設立当初よりLihir Goldの株式を所有している。


Equigoldの買収により取得した西オーストラリア州のKirkalocka鉱山は2008年に生産を終了している。またBallarat Goldfieldsの買収により取得したビクトリア州のBallarat(バララト)鉱山は2010年にCastlemaine Goldfieldsへ売却することで合意している。


2010年3月にはオーストラリアの産金大手Newcrest Mining(ニュークレスト・マイニング)から買収提案を受けている。


Lihir Gold(リヒール・ゴールド)年間金生産量

Lihir Goldの2009年の年間金生産量は約112万オンス。その大半がリヒール島からの生産による。2010年には年間96万オンス~106万オンスの金生産を見込んでいる。またLihir鉱山及びコートジボワールのBonikro鉱山の拡張により2012年には130万オンスクラスまで金生産量を引き上げる計画を立てている。Lihir Goldが生産した金はオーストラリアのPerth Mint(パース造幣局)へ海上輸送される。



主な鉱山

Lihir Gold(リヒール・ゴールド)の主な鉱山とその産物、生産に携わる傘下企業・JVの名称。

オーストラリア
Ballarat-
・Mt Rawdon-

コートジボワール
・Bonikro-

パプアニューギニア
Lihir-

参考:各社HP