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資源企業

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世界の主な資源企業について。

Yamana Gold(ヤマナ・ゴールド)


Yamana Gold(ヤマナ・ゴールド)はカナダの金・銅生産企業。カナダ企業の産金量では世界最大手のBarrick Gold(バリック・ゴールド)やGoldcorp(ゴールドコープ)に次ぐ生産規模を持つ産金大手。


設立当初の社名はYamana Resources(ヤマナ・リソーシズ)。2003年にブラジルの資源大手CVRD(Companhia Vale do Rio Doce、現Vale)が唯一所有していた金鉱山であるFazenda Brasileiro金鉱山をCVRDから取得することにより金生産を開始。またその他ブラジルの金プロジェクトの複数取得に伴い社名をYamana Goldに変更している。


中南米で事業展開。ブラジル・チリ・アルゼンチンで鉱山を操業。ホンジュラスでも金生産に携わっている。


2007年に同業のMeridian GoldとNorthern Orion Resourcesを買収し、規模を拡大。買収によりアルゼンチン最大級の金・銅鉱山であるAlumbrera鉱山の権益を取得。Alumbrera鉱山のJVパートナーはスイスの資源大手Xstrata(エクストラータ)など。同じくAlumbrera鉱山の近隣で進められているAgua Ricaプロジェクトではレアメタルであるモリブデンの生産も見込まれており、取り扱う資源も多角化する。


また、Meridian Goldの資産であったチリのEl Penon鉱山もYamana Goldの資産に組み入れ、2003年7月に取得しているブラジルのChapada鉱山とともにYamana Goldの主力鉱山として産金量を増加。


Yamana Goldの年間産金量は100万オンスだが、2012年までに年間産金量を200万オンスに増加させることを目標としている。ブラジル・アルゼンチンを中心に金プロジェクトを進める他、メキシコやペルーなど中南米の広域にわたって探鉱を進めており、今後の生産量の増加が見込まれる。


ホンジュラスでは2012年に10万オンスの生産を見込む。



主な鉱山

Yamana Gold(ヤマナ・ゴールド)の主な鉱山とその産物、生産に携わる傘下企業・JVの名称。

アルゼンチン
Alumbrera-金・銅Minera Alumbrera
・Gualcamayo-

チリ
・El Penon-金・銀

ブラジル
Chapada-金・銅
・Fazenda Brasileiro-
・Jacobina-
・Sao Francisco-

ホンジュラス
San Andrés-


主なプロジェクト

Yamana Gold(ヤマナ・ゴールド)の主な開発プロジェクトとその予定される産物、開発に携わる傘下企業・JVの名称。

アルゼンチン
・Agua Rica-銅・モリブデン・金

ブラジル
・C1 Santa Luz-
・Ernesto/Pau a Pique-
・Sao Vicente-

参考:各社HP