インド
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USGSによればインドの2020年における年間鉄鉱石生産量(鉱石ベース)は約2億400万トン。世界4位の鉄鉱石生産国であり、アジアでは中国に次いで2位の鉄鉱石生産国。世界全体の年間鉄鉱石生産量の約8%を占める。
インドでは同国中央部のチャッティースガル州(Chhattisgarh)や南西部のカルナータカ州(Karnataka)、東部オリッサ州(Odisha)などで鉄鉱石生産が行われており、国内最大の鉄鉱石生産企業である国営企業NMDCをはじめとしてJSW SteelやTaTa Steelなど国内鉄鋼生産企業が鉄鉱石鉱山を所有している。NMDCは国内最大の鉄鉱石鉱山であるBailadila鉱山など複数の鉱山から年間3500万トンクラスの鉄鉱石を生産している。
USGSによれば2021年におけるインドの鉄鉱石埋蔵量は鉱石ベースで約55億トン(鉄含有量ベースで約34億トン)とされている。世界7位の鉄鉱石埋蔵国であり、世界全体の鉄鉱石埋蔵量の約3%を占めている。
参考:U.S. Geological Survey、各社HP