ポーランド
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USGSによればポーランドの※2021年における銅の年間生産量(鉱山生産)は約39万トン。世界13位の銅生産国であり、欧州ではロシア、カザフスタンに次いで3位の銅生産国。世界全体の年間銅生産量の約1.9%を占める。
ポーランドでは銅生産は同国南西部で古くから行われており、銀や金など他の資源とともに生産されている。世界最大級の銅生産企業である国内企業KGHM(Polska Miedź)がポーランド国内において独占的に銅生産を行っている。
Lower Silesia
ポーランド国内最大の銅生産地域である南西部の下シレジア(Lower Silesia)ではLubin近隣に銅鉱山が集中しており、KGHMがRudna、Lubin、Polkowice-Sieroszowiceなど複数の銅鉱山から年間計40万トンクラスの銅を生産している。同地域でともに生産される銀の生産量は世界最大級となっている。
USGSによれば2021年におけるポーランドの銅埋蔵量は約3100万トンとされている。世界7位の銅埋蔵国であり、世界全体の銅埋蔵量の約3.5%を占めている。可採年数は約80年。
※2021年の世界全体・各国の銅生産量データはUSGSによる推定値(世界全体で約2100万トン)。データの無い国除く
参考:U.S. Geological Survey、各社HP