南アフリカ共和国
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USGSによれば南アフリカ共和国の2020年におけるクロムの年間生産量は約1320万トン。世界最大のクロム生産国であり、世界全体の年間クロム生産量の約36%を占める。
南アフリカ共和国では同国北東部に位置する世界有数の資源埋蔵地域であるBushveld Complex(ブッシュフェルド・コンプレックス)にクロムが豊富に埋蔵されており、同コンプレックス東部及び西部を中心に生産が行われている。資源メジャーGlencoreと国内企業Merafe ResourcesとのJVやSamancor Chromeなどフェロクロム生産企業がその原料となるクロム生産を行っている。
USGSによれば2021年における南アフリカ共和国のクロム埋蔵量は約2億トンとされている。カザフスタンに次いで世界2位のクロム埋蔵国であり、世界全体のクロム埋蔵量の約35%を占めている。
参考:U.S. Geological Survey、各社HP