ザンビア
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USGSによればザンビアの※2021年における銅の年間生産量(鉱山生産)は約83万トン。世界7位の銅生産国であり、アフリカではコンゴ民主共和国に次いで2位の銅生産国。世界全体の年間銅生産量の約4%を占める。
ザンビアでは同国北部からコンゴ民主共和国にかけて広がるアフリカの主要銅埋蔵地域であるCopperbelt(カッパーベルト)を中心に銅生産が行われており、世界の主要銅生産企業がザンビア国営企業ZCCM Investments Holdings(旧Zambia Consolidated Copper Mines)とJVを組んで銅を生産している。
Copperbelt
ザンビアのCopperbelt内の主要銅生産地域であるカッパーベルト州では英国のVedanta Resourcesや中国のCNMCが銅生産を行っている。同州西隣の北西州(North-Western)では世界最大級の銅生産企業であるカナダのFirst QuantumがKansanshi鉱山など複数の鉱山から年間計約40~50万トンクラスの銅を生産している他、Kansanshi鉱山の西部ではカナダのBarrick GoldがLumwana鉱山で銅生産を行っている。
USGSによれば2021年におけるザンビアの銅埋蔵量は約2100万トンとされている。世界11位の銅埋蔵国であり、世界全体の銅埋蔵量の約2.4%を占めている。可採年数は約25年。
※2021年の世界全体・各国の銅生産量データはUSGSによる推定値(世界全体で約2100万トン)。データの無い国除く
参考:U.S. Geological Survey、各社HP