原油
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BP統計によれば2021年における世界全体の原油の1日当たり生産量は約9000万バレル(年換算で約328億バレル)。米国・サウジアラビア・ロシアの原油生産上位3か国合計で世界全体の1日当たり原油生産量の約43%、上位10か国合計で世界全体の約72%を占める。
米国の原油生産量が10年間で倍近く増加しており、世界最大の原油生産国となっている。日本でも国内唯一の海上生産である新潟県の岩船沖油ガス田、秋田県の八橋油田などで原油生産が行われている。
BP統計によれば2020年における世界全体の原油の埋蔵量は約1兆7300億バレルとされる。ベネズエラ・サウジアラビア・カナダの原油埋蔵3か国合計で世界全体の年間原油生産量の約44%、上位10か国合計で世界全体の約86%を占める。
2020年における原油の年間生産量は約323億バレルで可採年数(原油埋蔵量/年間原油生産量)は約54年となっている。
※生産シェア・分布図ともにBP統計データで作成。生産国にその他があるので、分布図は生産量が不明な国は除く。生産シェアはその他を含めた世界全体の生産量に対してのシェア。
原油生産国(2021年)
- アゼルバイジャン
- アラブ首長国連邦
- アルジェリア
- アルゼンチン
- アンゴラ
- イエメン
- イタリア
- イラク
- イラン
- インド
- インドネシア
- ウズベキスタン
- 英国
- エクアドル
- エジプト
- オーストラリア
- オマーン
- カザフスタン
- カタール
- カナダ
- ガボン
- クウェート
- コロンビア
- コンゴ民主共和国
- サウジアラビア
- シリア
- スーダン
- 赤道ギニア
- タイ
- チャド
- 中国
- チュニジア
- デンマーク
- トリニダード・トバゴ
- トルクメニスタン
- ナイジェリア
- ノルウェー
- ブラジル
- ブルネイ
- 米国
- ベトナム
- ベネズエラ
- ペルー
- マレーシア
- 南スーダン
- メキシコ
- リビア
- ルーマニア
- ロシア
※BGSにより上記の国以外で原油生産量が計上されている国・地域(2020年データ)
- アフガニスタン
- アルバニア
- イスラエル
- ウクライナ
- エストニア
- オーストリア
- オランダ
- ガーナ
- カメルーン
- キューバ
- ギリシャ
- キルギス
- グアテマラ
- クロアチア
- コートジボワール
- コンゴ共和国
- ジョージア
- スペイン
- スリナム
- スロバキア
- スロベニア
- セネガル
- セルビア
- 台湾
- タジキスタン
- チェコ
- チリ
- デンマーク
- ドイツ
- トルコ
- ニジェール
- 日本
- ニュージーランド
- バーレーン
- パキスタン
- パプアニューギニア
- バルバドス
- ハンガリー
- バングラデシュ
- フィリピン
- 東ティモール
- フランス
- ブルガリア
- ベラルーシ
- ポーランド
- ボリビア
- ミャンマー
- モロッコ
- モンゴル
- ヨルダン
- リトアニア
参考:BP Statistical Review Of World Energy、British Geological Survey、石油資源開発、INPEX