鉱山
アルゼンチン
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中南米・アルゼンチンの主な鉱山について。 |
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Salar de Olaroz(オラロス塩湖)はアルゼンチン北西部のフフイ州とチリの国境付近にある塩湖。南部にCauchari塩湖が隣接している。
オーストラリアの資源企業Orocobreが同塩湖において権益100%を所有する主力プロジェクトを展開している。同プロジェクトからは炭酸リチウム換算で年間約15,000トンの生産計画が立てられており、西部にあるチリのAntofagasta(アントファガスタ)から輸出されると見られる(Antofagastaまで約550km)。生産開始は2011年中頃の見通し。同プロジェクトにおける予測資源量は炭酸リチウム換算で約150万トン、カリウムは約410万トンと見られている。2010年1月には日本の豊田通商がOrocobreの所有するプロジェクトの権益25%を取得することで合意している。
2009年にはカナダのLatin American Mineralsが同じくオラロス塩湖におけるリチウム開発権益を取得して参入している。同社はリチウム資産をLithium Americas Corp.に移管しており、同じく権益を所有するCauchari塩湖にわたって開発を行っている。
参考:各社ホームページより