ボツワナ
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KPによればボツワナの2021年における天然ダイヤモンドの年間生産量は約2290万カラット。世界2位のダイヤモンド生産国であり、世界全体の年間ダイヤモンド生産量の約19%を占める。
ボツワナ経済にとってダイヤモンドは重要な資源であり、1960年代後半にダイヤモンドが発見されて以来、1970年代より同国中央部にある世界最大級のダイヤモンド鉱山であるOrapa鉱山を中心として活発にダイヤモンド生産が行われている。
ボツワナでは同国政府とAnglo AmericanグループのDe BeersとのJVであるDebswanaが国内のダイヤモンド生産において圧倒的シェアを持っており、同社が所有するOrapa鉱山、Jwaneng鉱山の2大ダイヤモンド鉱山とLetlhakane、Damtshaaの計4鉱山の生産量合計で2021年のボツワナ国内年間ダイヤモンド生産量の約98%を占めている。
※生産量は天然ダイヤモンド生産。
参考:Kimberley Process、各社HP