キューバ
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USGSによればキューバの※2021年におけるコバルトの年間生産量(鉱山生産)は約3,900トン。世界6位のコバルト生産国であり、米州ではカナダに次いで2位のコバルト生産国。世界全体の年間コバルト生産量の約1.5%を占める。
キューバではコバルトは国内東部のニッケル鉱山から副産物として生産されている。
キューバ国内東部ではオルギン州(Holguín)でカナダのSherritt InternationalとキューバのGeneral Nickel CompanyのJVであるMoa鉱山から生産が行われており、同鉱山で生産されたニッケル・コバルト混合硫化物はカナダのアルバータ州(Alberta)中央部のFort Saskatchewanにある精製プラントへ送られている。
USGSによれば2021年におけるキューバのコバルト埋蔵量は約50万トンとされている。世界4位のコバルト埋蔵国であり、世界全体のコバルト埋蔵量の約6.6%を占めている。可採年数は約128年。
※2021年の世界全体・各国のコバルト生産量データはUSGSによる推定値(世界全体で約17万トン)。データの無い国除く
参考:U.S. Geological Survey、各社HP