ジンバブエ
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USGSによればジンバブエの2020年における白金の年間生産量(鉱山生産)は約48万オンス(約15トン)。南アフリカ共和国、ロシアに次いで世界3位の白金生産国であり、世界全体の年間白金生産量の約9%を占める。
ジンバブエでは首都ハラレの西部に広がる主要資源埋蔵地域であるGreat Dyke(グレート・ダイク)で集中的に白金含むPGM(白金族金属)生産が行われている。アフリカに生産拠点を置く世界の主要白金生産企業がジンバブエ国内の白金生産において大きなシェアを持っている。

Great Dyke
ジンバブエ国内中央部の南北に広がる世界最大級のPGM埋蔵地域であるGreat Dykeでは大きく(北から順に)、
- Musengezi Complex
- Hartley Geological Complex
- Selukwe Complex
- Wedza Complex
の4コンプレックスに分かれる。
国内最大の白金生産企業である南アフリカ共和国企業Implats(Impala Platinum)によれば同社グループのZimplatsの生産拠点であるHartley Geological Complexにおいて特に豊富にPGM資源が眠っているとされており、Zimplatsは同コンプレックス-マショナランド西部州(Mashonaland West)南部で複数の鉱山で構成される国内最大の白金鉱山であるNgezi鉱山から白金生産を行っている。
Hartley Geological Complexの南部ではAnglo AmericanグループのAnglo Platinum(Anglo American Platinum)がUnki鉱山から生産を行っており、そのさらに南部のWedza Complexでは南アフリカ共和国企業Sibanye-StillwaterとImplatsのJVであるMimosa鉱山から白金生産が行われている。
USGSによれば2021年におけるジンバブエのPGM埋蔵量は約1,200トンとされている。世界3位のPGM埋蔵国であり、世界全体のPGM埋蔵量の約1.7%を占めている。
参考:U.S. Geological Survey、JOGMEC、各社HP