鉛
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BGSによれば2020年の世界全体の鉛(精鉱)年間生産量は約450万トン。中国・オーストラリア・米国の鉛生産上位3カ国で世界全体の鉛生産量の約61%、生産上位10か国合計で世界全体の約86%を占める。
鉛は亜鉛をはじめとして銅・銀など他の資源とともに生産されることが多く、オーストラリアでは同国の主要亜鉛鉱山であるMcArthur RiverやMt Isa、米国では国内最大の亜鉛鉱山であるアラスカ州のRed Dog鉱山が鉛生産においても国内において大きなシェアを持っている。
鉛地金生産シェアでは亜鉛と同じく中国が世界全体の約半分を占める。
USGSによれば鉛の2021年における世界全体の埋蔵量は約9000万トンとされる。オーストラリアが世界最大の鉛埋蔵国であり、世界全体の鉛埋蔵量の約40%を占める。
鉛生産国(2020年)
- アイルランド
- アルゼンチン
- イラン
- インド
- インドネシア
- ウズベキスタン
- 英国
- オーストラリア
- カザフスタン
- カナダ
- 韓国
- 北朝鮮
- 北マケドニア
- キューバ
- ギリシャ
- グアテマラ
- コソボ
- ジョージア
- スウェーデン
- スペイン
- スロバキア
- セルビア
- タジキスタン
- 中国
- チリ
- トルコ
- ナイジェリア
- ナミビア
- パキスタン
- フィンランド
- ブラジル
- ブルガリア
- 米国
- ベトナム
- ペルー
- ポーランド
- ボスニア・ヘルツェゴビナ
- ボリビア
- ポルトガル
- ホンジュラス
- 南アフリカ共和国
- ミャンマー
- メキシコ
- モロッコ
- モンゴル
- モンテネグロ
- ラオス
- ロシア
参考:British Geological Survey、U.S. Geological Survey、Glencore、Teck Resources