石炭
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BP統計によれば2021年の世界全体の年間石炭生産量は約81億7000万トン。上位3カ国合計で世界全体の約68%、上位10カ国合計で約93%を占めている。
世界的に石炭生産傾向が横ばいになっている中でアジアの生産量増加が凄まじく、特に中国では2021年までの20年間で年間石炭生産量は3倍近く増加している。またインドやインドネシアでも増加傾向にある。日本でも北海道で石炭生産が行われている。
埋蔵量は2020年では世界全体で約1兆トン。産地が偏在しているレアメタルと比較して世界広域にわたって埋蔵されており、可採年数は139年ある。世界最大の石炭埋蔵国は米国(世界全体の約23%)。
※生産シェア・分布図ともにBP統計データで作成。生産国にその他があるので、分布図は生産量が不明な国は除く。生産シェアはその他を含めた世界全体の生産量に対してのシェア。
石炭生産国(2021年)
- インド
- インドネシア
- ウクライナ
- ウズベキスタン
- 英国
- オーストラリア
- カザフスタン
- カナダ
- 韓国
- ギリシャ
- コロンビア
- ジンバブエ
- スペイン
- セルビア
- タイ
- チェコ
- 中国
- ドイツ
- トルコ
- 日本
- ニュージーランド
- パキスタン
- ハンガリー
- ブラジル
- ブルガリア
- 米国
- ベトナム
- ベネズエラ
- ポーランド
- 南アフリカ共和国
- メキシコ
- モンゴル
- ルーマニア
- ロシア
※BGSにより上記の国以外で石炭生産量が計上されている国(2020年データ)
- アフガニスタン
- アルゼンチン
- イラン
- エスワティニ
- エチオピア
- 北朝鮮
- 北マケドニア
- キルギス
- コソボ
- コンゴ民主共和国
- ザンビア
- ジョージア
- スロバキア
- スロベニア
- タジキスタン
- タンザニア
- チリ
- ナイジェリア
- ネパール
- ニジェール
- ノルウェー
- バングラデシュ
- ブータン
- フィリピン
- ペルー
- ボスニア・ヘルツェゴビナ
- ボツワナ
- マラウイ
- マレーシア
- ミャンマー
- モザンビーク
- モンテネグロ
- ラオス
参考:BP Statistical Review Of World Energy、British Geological Survey